治療について
産婦人科の治療について
卵管通水検査とは、経腟超音波下に卵管の疎通性(通っているかどうか)を調べる検査です。子宮の内腔の様子が観察できるため、同時に粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープの有無も調べることができます。卵管通水検査は子宮卵管造影検査と比べて放射線被曝がなく、ヨード造影剤を使用しないため安全です。検査後6〜12ヶ月以内の妊娠率が高くなります。
内診台で子宮内に細いチューブを挿入しそこから生理食塩水を注入することで、子宮内腔の様子や卵管の通りを評価します。検査時間は5分程度で、痛みは卵管の状態にもよりますが、軽い生理痛程度であることが多いです。
※注意点
① 検査は生理が終わってから排卵までの時期(月経5〜11日目程度)に行います。検査当日までは避妊してください。
検査後は通常の生活を行っていただいて構いません。感染予防のため検査後から抗生物質を1日間内服します。アレルギーがある場合は事前にお知らせください。
検査後、1〜2日は出血することがあります。その間は性交渉や入浴は控えていただきシャワーにとどめてください。少量の出血なら検査の為のものなので心配はありません。
発熱、強い腹痛、生理2日目より多い出血が続く場合にはクリニックへ連絡ください。
② 検査は平日のみとなっております。ご予約はお電話でお取りします(Web予約はできません)。
③ 検査のためのチューブ代が別途発生します。
④ 検査の前半年以内のクラミジア抗体の検査が通水前は必須です。
⑤ 他院通院中の方の通水検査のみは行っておりません。
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