治療について
産婦人科の治療について
日本人の閉経の中央値は、50.5歳と言われております。
【閉経】は、月経が1年間ない状態
【更年期】は、閉経の前後10年
と、それぞれ学会で定義されています。
結局は閉経してみてはじめて、あのときは更年期だったとわかるわけです。そうなると「今調子が悪いのは更年期なの?違うの?」と疑問がでてきます。
実は更年期の一番最初の症状は「月経周期の乱れ」です。
最近終わったと思ったらすぐ生理が来る。生理が月に2回くる。こういったことからはじまり、あ、そういえば今月はきていないな、と、徐々に生理が遠のいてきたりするようになります(生理の量が減っても月に1回、規則的に生理があるのであれば、更年期の症状としては非典型的です)。
閉経自体は自然なことですが、それによる症状がどの程度日常生活に影響を及ぼすかで更年期障害かどうかを判断することになります。
おおよそ、50代の女性の半数が大なり小なり様々な症状に悩まされます。
そして何より、更年期の診療で一番の大事となることは、守り神であった女性ホルモンが減少してくることによる疾患が増えることです。
女性ホルモンが減少することで増える病気に、高血圧、脂質異常症、糖尿病、骨粗鬆症などの生活習慣病が挙げられます。
当院では、今自分がどの状態にあるのか、今後気をつけることはないかどうか、ご自身のホルモンの状態を含め確認するためのレディースドックがございます。
【ナイスミディチェック】
血圧、体重測定
経腟超音波検査
子宮頸がん検診
子宮体がん検診
肝機能
腎機能
脂質(LDL、HDLコレステロール、中性脂肪)
HbA1c
女性ホルモン(FSH、E2)
甲状腺機能
骨密度
¥36,300(税込)
10時間以上の絶食でお越しください。
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